ORACLE MASTER に「Oracle AI Database 26ai」対応の資格が登場し、まず「19c(2019)とどっちを受けるのか」で止まります。結論から言うと、2019 の資格を持つ人は取り直し不要、19c の試験も 2026年8月時点ではまだ申し込めます。ORACLE MASTER Gold(2019)保有の筆者が公式情報だけで整理します。
ORACLE MASTER 26ai とは(資格と試験の対応表)
ORACLE MASTER Oracle AI Database 26ai は、Oracle の最新データベースに対応した ORACLE MASTER の資格区分です。DBA 系は Bronze / Silver / Gold の3つに加えて Silver SQL があり、Platinum は「提供予定」とされています。
まず、どの資格がどの試験に対応するのかを押さえるのが先決です。ここを取り違えると教材選びからずれます。
| 認定資格 | 対応する試験(試験番号) | 前提資格 |
|---|---|---|
| ORACLE MASTER Bronze DBA Oracle AI Database 26ai | Bronze DBA Oracle AI Database 26ai Fundamentals(1Z0-185-JPN) | なし |
| ORACLE MASTER Silver DBA Oracle AI Database 26ai | Oracle AI Database 26ai Administration Associate(1Z0-182-JPN) | なし |
| ORACLE MASTER Gold DBA Oracle AI Database 26ai | Oracle AI Database 26ai Administration Professional(1Z0-183-JPN) | Silver DBA 26ai/Silver DBA 2019/Silver Oracle Database 12c・11g |
| ORACLE MASTER Silver SQL Oracle AI Database 26ai | Oracle AI Database 26ai SQL Associate(1Z0-171-JPN) | なし |
| ORACLE MASTER Platinum DBA Oracle AI Database 26ai | 提供予定 | 提供予定 |
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証明されるスキルとして公式が挙げているのは、Bronze が「アーキテクチャの理解・基本的な DBA タスクの理解・用語の理解」、Silver DBA が「日常的な運用管理・障害の一次対応」、Gold DBA が「環境設計・構築/運用設計・管理/性能管理/障害対応」です。Bronze と Silver DBA には前提資格がなく、いきなり Silver から受けられる点は 2019 体系と同じ設計です。
一方で Gold DBA だけは前提資格が要るところも変わりません。ここが「Silver を飛ばして Gold は取れない」と言われる理由です。Silver と Gold がそれぞれ何をどこまで問う関係なのかは、19c の試験番号で対比した1Z0-082と1Z0-083の違いが分かりやすいので、グレードの関係を先に掴みたい方はそちらもどうぞ。
※この章の内容は Oracle 公式「ORACLE MASTER 26ai」ポータルの資格-試験対応表より
2019 から変わった3つのポイント
公式が「26ai の特徴」として挙げている変更は3点です。マルチテナント前提になったこと、Silver DBA から SQL が出題されなくなったこと、Gold DBA にパフォーマンス管理が加わったことです。
① Bronze DBA・Silver DBA が「マルチテナント環境を前提」に
Bronze DBA 26ai と Silver DBA 26ai は、マルチテナント環境(CDB / PDB)を前提とした出題になりました。
19c 体系では、マルチテナントの詳細は Gold(1Z0-083)で深く問われ、Silver(1Z0-082)では基礎の扱いでした。26ai ではその前提が下の階層まで降りてきた形です。独立したデータベースしか触ったことがない状態だと、Silver の段階でつまずきやすくなると考えておいたほうがよいでしょう。
② Silver DBA から SQL 分野が出題されなくなった
Silver DBA 26ai は DBA 分野からの出題にフォーカスし、SQL 分野からは出題されなくなりました。公式はこれにより Silver SQL 26ai との区別が明確になったと説明しています。
これは学習計画に直接効く変更です。19c の Silver(1Z0-082)は、公式 FAQ が「試験範囲には DB の運用管理で必要になる基本的な SQL が含まれています」と説明していたとおり、SQL も守備範囲でした。26ai の Silver DBA だけを狙うなら、SQL 対策に割く時間を DBA 分野へ寄せられます。逆に SQL のスキルを証明したい場合は Silver SQL(1Z0-171-JPN)を別に受ける形になります。
③ Gold DBA の主要出題分野に「パフォーマンス管理」が追加
Gold DBA 26ai は、主要出題分野にパフォーマンス管理が追加されました。証明されるスキルにも「性能管理」が明記されています。
バックアップ・リカバリやアップグレードといった従来の中核に、性能まわりが積み増しされた形です。Gold の学習量は 19c より増える方向だと見ておくのが安全だと筆者は考えています(これは公式が難易度として明言しているものではなく、追加された出題分野からの筆者の推測です)。
※この章の内容は Oracle 公式「ORACLE MASTER 26ai」ポータルの「26ai の特徴」および「ORACLE MASTER 2019」ポータルの資格-試験対応表・FAQ より
試験データの比較:出題数と合格ライン
試験時間はどれも120分で共通ですが、出題数と合格ラインは 2019 と 26ai で違います。Silver DBA・Gold DBA はいずれも 26ai のほうが合格ラインが高く設定されています。
| グレード | 2019(19c)の試験 | 26ai の試験 |
|---|---|---|
| Bronze DBA | 1Z0-085-JPN:120分・70問・65% | 1Z0-185-JPN:120分・70問・65% |
| Silver DBA | 1Z0-082-JPN:120分・72問・60% | 1Z0-182-JPN:120分・60問・65% |
| Gold DBA | 1Z0-083-JPN:120分・68問・57% | 1Z0-183-JPN:120分・65問・60% |
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読み取れるのは次の2点です。
- 出題数は減っている(Silver DBA 72問 → 60問、Gold DBA 68問 → 65問)。試験時間は120分のままなので、1問あたりにかけられる時間は増える計算になります
- 合格ラインは上がっている(Silver DBA 60% → 65%、Gold DBA 57% → 60%)。落とせる問題数で見ると、Gold DBA は 68問中29問まで → 65問中26問までとなり、許容される取りこぼしは減ります
ただし、合格ラインの数字だけで「26ai のほうが難しい」と結論づけるのは早いというのが筆者の見方です。合格ラインは試験ごとに設定されるもので、出題内容そのものが違う以上、パーセンテージの単純比較は難易度の比較になりません。実際の負荷は、①で触れたマルチテナント前提や③のパフォーマンス管理追加といった範囲側の変化のほうに強く出ると考えるのが自然です。
なお、Silver SQL(2019 の 1Z0-071-JPN と 26ai の 1Z0-171-JPN)は別系統の試験のため、上の表には含めていません。
※この章の数値は Oracle 公式「認定試験一覧(日本語試験)」より
2019 の資格を持っている人の移行パス
すでに ORACLE MASTER を持っている人は、下位の資格を取り直す必要がありません。Silver 相当を持っていれば、1Z0-183-JPN に合格するだけで Gold DBA 26ai の認定に進めます。
これが今回いちばん重要な情報です。公式が示す移行パスは次のとおりです。
| いま持っている資格 | 受ける試験 | 取得できる資格 |
|---|---|---|
| Gold DBA 2019/Gold Oracle Database 11g・12c | 1Z0-183-JPN | Gold DBA 26ai |
| Silver DBA 2019/Silver Oracle Database 11g・12c | 1Z0-183-JPN | Gold DBA 26ai |
| Bronze DBA 2019/Bronze Oracle Database 11g・12c | 1Z0-182-JPN | Silver DBA 26ai |
| Oracle Database 10g 以前の資格 | 1Z0-182-JPN | Silver DBA 26ai |
| Platinum DBA 2019/Platinum 11g・12c、Gold 11g・12c/Gold DBA 2019 | 提供予定 | Platinum DBA 26ai |
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そして公式 FAQ には、この点がはっきり書かれています。
Q:ORACLE MASTER Silver DBA 2019 を取得しています。ORACLE MASTER Gold DBA Oracle AI Database 26ai を取得する場合、ORACLE MASTER Silver DBA Oracle AI Database 26ai を取得し直す必要がありますか?
A:取得し直す必要はありません。ORACLE MASTER Silver DBA 2019、ORACLE MASTER Silver Oracle Database 12c および ORACLE MASTER Silver Oracle Database 11g が前提条件として有効です。
つまり Silver DBA 2019 の保有者にとって、26ai への「乗り換えコスト」は 1Z0-183-JPN の1本だけです。Silver を取り直す必要はありません。
逆方向も有効です。公式 FAQ は「Silver DBA 26ai は Gold DBA 2019 の前提要件として有効か」に対して「有効です」と回答しています。新旧のどちらで Silver を取っても、もう一方の Gold へ進めるということです。ここまで相互に有効だと明記されているなら、Silver 段階でどちらを受けるかを過度に悩む必要はありません。
すでに取得済みの資格そのものが失効するという記載は、移行パスにも FAQ にもありません。ORACLE MASTER の有効期限まわりの考え方はORACLE MASTER Gold に有効期限はあるかで別途整理しています。
※この章の内容は Oracle 公式「ORACLE MASTER 26ai」ポータルの移行パスおよび FAQ より
19c(1Z0-082/083/085)はいつまで受けられるのか
2026年8月24日時点で、1Z0-082-JPN・1Z0-083-JPN・1Z0-085-JPN はいずれも Oracle の「認定試験一覧(日本語試験)」に掲載され、申込みが可能です。「配信終了試験一覧(日本語試験)」には掲載されておらず、配信終了日は公表されていません。
19c の教材で勉強を進めてきた人がいちばん不安になるのがここだと思います。実際に Oracle の2つの公式一覧を確認した結果は次のとおりでした。
- 認定試験一覧(日本語試験):1Z0-082-JPN・1Z0-083-JPN・1Z0-085-JPN が「ORACLE MASTER ◯◯ DBA 2019 資格対象」として掲載され、申込リンクが出ている
- 配信終了試験一覧(日本語試験):この3試験は掲載されていない
したがって、「もう受けられない」「◯月で終了する」という情報は、少なくとも執筆時点の公式ページには存在しません。
ただし、新体系が登場した以上、旧バージョンの試験がいずれ配信終了になる可能性はあります(これは筆者の推測であり、公式のアナウンスではありません)。Oracle の配信終了試験一覧は後継試験とあわせて随時更新されるため、19c で受験するつもりの方は、申込前にこの一覧を自分の目で確認しておくことをおすすめします。
※この章の内容は Oracle 公式「認定試験一覧(日本語試験)」および「配信終了試験一覧(日本語試験)」の 2026年8月24日 時点の掲載状況より
いま受けるなら 2019 と 26ai のどちらか
これから学習を始めるなら 26ai が素直です。すでに 19c の教材で学習が進んでいるなら、走り切ってから移行パスで乗り換えるほうが結果的に早いことがあります。
ここは公式が答えを出してくれる部分ではないので、判断軸を整理します。以下は筆者の考え方であり、正解が1つに決まるものではありません。
26ai を選ぶのが素直なケース
- これから学習を始める。旧バージョン向けに時間を投資してから乗り換えるより、最初から新体系を狙うほうが素直です
- 現場のデータベースがマルチテナント構成。26ai は Bronze・Silver からマルチテナント前提なので、学習内容と実務が一致します
- 資格を採用・評価の場で見せる予定がある。同じ Gold でも、新しいバージョンに対応している表記のほうが説明しやすい場面はあります
19c(2019)で走り切ってよいケース
- すでに 1Z0-082 や 1Z0-083 の学習が進んでいる。前述のとおり試験はまだ申し込めますし、取った Silver は Gold DBA 26ai の前提資格としてそのまま有効です
- 教材の入手性を重視する。19c は市販の参考書や問題集が長く出回っており、新体系はここから教材が揃っていく段階です
- 業務で扱うのが 19c。19c は長期サポート版で、現役で稼働している現場が多くあります
19c で走り切る場合の問題演習には、筆者が運営する問題演習アプリも使えます。ORACLE MASTER Silver(1Z0-082)とORACLE MASTER Gold(1Z0-083)の出題範囲を1問=1ページに分け、各問に出典と誤答理由をつけています。対応しているのは 19c(2019)の試験だけで、26ai の試験には対応していません。問題と解説はAIが作成しています。
判断のポイントは、どちらを選んでも積み上げが無駄にならないことです。Silver をどちらの体系で取っても、もう一方の Gold の前提資格として認められます。すでに走り出している学習を、体系が変わったという理由だけで止める必要はありません。
学習の進め方そのものは体系が変わっても大きくは変わりません。Silver から Gold までの道のりの組み立て方はORACLE MASTER Gold の取得ルート、グレードごとの位置づけと難易度の比較はORACLE MASTER Bronze・Silver・Gold の違いにまとめてあります。
⚠️ 筆者が保有しているのは 2019 体系の ORACLE MASTER Gold であり、26ai の試験を受験したわけではありません。本記事の 26ai に関する記述は、すべて Oracle 公式ページに掲載されている内容の整理です。受験の体感や出題傾向について、26ai を実際に受けた立場からの証言はしていません。
申し込み前に知っておきたい3つの注意
体系の新旧に関わらず、ORACLE MASTER を受けるうえで見落としやすい点が3つあります。いずれも Oracle の公式ページに明記されているものです。
① 日本語試験(-JPN)で受けないと ORACLE MASTER にならない
公式にこう書かれています。
ORACLE MASTER 認定資格として認定されるためには日本語で試験を受験いただく必要があります。英語試験で受験された場合、Oracle Certification Program としての認定対象とはなりますが、ORACLE MASTER 認定資格として同時認定の対象とはなりませんのでご注意ください。
試験番号の末尾に付く -JPN は日本語試験の意味です。ORACLE MASTER を目的に受けるなら、申込画面で -JPN の試験を選んでいるかを必ず確認してください。ここを取り違えると、合格しても狙った資格になりません。
② 試験時間120分のほかに15〜30分ほど必要
公式の認定試験一覧には、表に記載された試験時間とは別に「試験受験時には受験契約の同意やアンケートのための時間(15〜30分以内)が必要です」と注記されています。
つまり 120分の試験でも、会場やオンライン受験の枠としては2時間半近くを見ておく必要があるということです。試験直後に予定を入れていると焦るので、スケジュールは余裕をもって組んでおくとよいでしょう。
③ Gold DBA 26ai の認定にコース履修は必須ではない
「Gold は研修を受けないと取れない」という話を見かけることがありますが、現行制度では当てはまりません。26ai の公式 FAQ は「ORACLE MASTER Gold DBA Oracle AI Database 26ai に認定されるために、コース履修は必須ですか?」という質問に対して「コース受講は必須ではありません」と回答しています。
2019 体系についても、公式ポータルの「ORACLE MASTER 2019 の特徴」に「Platinum / Gold 取得のための要履修コースや、Silver 取得のための前提資格が不要になりました」と明記されています(同ページの FAQ にも「何故、要履修コースがなくなったのですか?」という項目があり、廃止の理由が説明されています)。新旧どちらの体系でも、Gold の認定に研修の受講は求められていません(前提資格としての Silver は別途必要です)。
※この章の内容は Oracle 公式「認定試験一覧(日本語試験)」の注記、「ORACLE MASTER 26ai」ポータルの FAQ、「ORACLE MASTER 2019」ポータルの特徴および FAQ より
ORACLE MASTER 26ai に関するよくある質問(FAQ)
ORACLE MASTER 26ai と 2019 は、いまから受けるならどちらがよいですか?
ORACLE MASTER Silver DBA 2019 を持っています。Gold DBA 26ai を取るには Silver を取り直す必要がありますか?
1Z0-082・1Z0-083(19c)はいつまで受けられますか?
ORACLE MASTER Gold DBA 26ai の認定に、コース(研修)の受講は必要ですか?
「23ai」という表記も見かけますが、26ai と何が違うのですか?
2026年8月24日時点で、Oracle の認定試験一覧に掲載されている ORACLE MASTER 向けの試験は 2019(19c)系と 26ai 系で、23ai 単独の試験は掲載されていません(配信終了試験一覧にも 23ai の記載はありません)。したがって、これから受けるものとして 23ai を選ぶ場面は基本的にありません。
一方で、すでに 23ai の資格を持っている方には意味があります。2019 側の公式 FAQ には「ORACLE MASTER Silver DBA Oracle Database 23ai は、ORACLE MASTER Gold DBA 2019 の前提資格として有効です」と明記されており、移行パスの表にも「Silver DBA Oracle Database 23ai 資格保有者」の行があります。
ただし注意点があります。Gold DBA 26ai の前提資格として公式が挙げているのは、Silver DBA 26ai・Silver DBA 2019・Silver Oracle Database 12c・11g の4つで、23ai は含まれていません。23ai の Silver から進む先として公式に明記されているのは Gold DBA 2019 のほうです。23ai をお持ちで 26ai の Gold を目指す場合は、申込前に Oracle へ確認することをおすすめします。
Silver DBA 26ai では SQL の勉強をしなくてよいのですか?
参照した一次情報(Oracle 公式)
本記事の制度・試験データは、次の Oracle 公式ページを 2026年8月24日 に確認して整理したものです。数値や制度は改定されることがあるため、受験前にはご自身で最新の内容をご確認ください。
- ORACLE MASTER 26ai(Oracle University Japan):資格-試験対応表、26ai の特徴、移行パス、FAQ
- ORACLE MASTER 2019(Oracle University Japan):2019 の資格-試験対応表、特徴、FAQ
- 認定試験一覧(日本語試験):試験時間・出題数・合格ライン、日本語試験に関する注記
- 配信終了試験一覧(日本語試験):配信終了した試験の掲載状況
まとめ
ORACLE MASTER 26ai について、押さえておくべき点を整理します。
- 26ai は Bronze(1Z0-185-JPN)/Silver DBA(1Z0-182-JPN)/Gold DBA(1Z0-183-JPN)/Silver SQL(1Z0-171-JPN)の構成。Platinum は提供予定
- 変更点は3つ。Bronze・Silver がマルチテナント前提/Silver DBA から SQL が出題されなくなった/Gold にパフォーマンス管理が追加
- 試験時間は120分で共通。出題数は減り、合格ラインは上がっている(Silver DBA 60%→65%、Gold DBA 57%→60%)。ただし出題内容が違うため、この数字だけで難易度は比較できない
- 2019 の資格保有者は取り直し不要。Silver 相当を持っていれば 1Z0-183-JPN の1本で Gold DBA 26ai に進める。逆に Silver DBA 26ai は Gold DBA 2019 の前提としても有効
- 19c の試験(1Z0-082/083/085)は 2026年8月24日時点で申込み可能で、配信終了日は公表されていない
- Gold の認定に研修の受講は必須ではない(新旧どちらの体系でも)。ただし前提資格の Silver は必要
- 受験時は
-JPNの日本語試験を選ぶこと。英語試験だと ORACLE MASTER としては認定されない
体系が変わると「いま勉強していることが無駄になるのでは」と不安になりますが、ORACLE MASTER に関してはその心配はほぼ要りません。新旧の Silver がお互いの Gold の前提として有効である以上、いま進めている学習はどちらの出口にもつながります。焦って乗り換えるより、手元の教材を最後までやり切るほうが結果的に近道になることは多いはずです。
グレードごとの難易度と勉強時間の比較はORACLE MASTER Bronze・Silver・Gold の違い、Silver から Gold までの具体的な道のりはORACLE MASTER Gold の取得ルート、試験単位での範囲の違いは1Z0-082と1Z0-083の違いにまとめています。Silver から始める方はORACLE MASTER Silver の勉強法と難易度もあわせてどうぞ。
資格を取ったあとの評価・年収については、エンジニアの資格を活かした転職|評価される資格と年収への影響で整理しています。
免責:本記事は執筆時点(2026年8月24日)に Oracle 公式サイトで公開されている情報にもとづく情報提供であり、特定の合格・成果を保証するものではありません。筆者が保有しているのは 2019 体系の ORACLE MASTER Gold であり、26ai の試験を受験したものではありません。ORACLE MASTER の認定区分・試験番号・出題範囲・出題数・合格ライン・受験料・前提資格などの認定制度は改定されることがあるため、受験前に必ず Oracle 公式サイトの最新情報をご確認ください。最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
